PRESENT

Little Field        175x135mm
Little Field        175x135mm

226th  Exhibition

──  Little Field  ──

第3回 小林健二展

 

2021年 04月03日 (土) 〜 04月23日 (金)

 

惑星から届く言葉、古代からの密やかな便り、異空に息づく者たちの囁き、時空を超えて交感する小林健二の世界。それは現在の暗雲におおわれた地平に、消える事のない蜃気楼の彩層を、柔らかに浮び上がらせるだろう。3年ぶりに贈る第3回展、よみがえる未知からの声を。 

Little Field        150x150mm
Little Field        150x150mm

小林健二 Kobayashi Kenji (1957〜)

 

画家にして造形作家、科学者にして詩人、作曲家にして

思想家、広域にわたる博学をベースにあらゆる分野のボーダーを超えて、幅広い表現活動を行う異色作家。全く時流に左右される事のないその制作は、類例のない現代美術の異才として、全国的に熱烈なファンを持つ。神話的テーマや夢で見た風景・物語等を元に、時に最先端のテクノロジーを制作に組み入れながら、清新な詩情の溢

れる不思議な世界を創造し、「現代美術」という特定の

ジャンルを大きく超えて、多くの人々を魅了して来た。

制作に当っての材料や技法への専門的考察、道具や工具

等に寄せる尋常でないこだわりは、知る人の間では最早

伝説の域に達しており、それらを広い博識と深い研究に

よって自在に駆使して、斬新なアイディアと柔らかなメ

ッセージに満ちた、特異な世界を創出して現在に到る。

一貫して独自の宇宙観を底流とした、広範な表現活動を

展開する一方で、工作や模型等の製作や研究を通して、

科学的な啓蒙活動にも力を傾け、中でも1997年に出

版された「ぼくらの鉱石ラジオ」は、その精緻を極めつ

つも夢溢れる内容が、世代を超えた好評を博した。以降

そのユニークな研究は、数多くのワークショップを通し

て、心に未だ工作少年を宿す人々を魅了し続けている。

水戸芸術館・三菱地所アルティアム・富山県立近代美術

館・福岡市美術館・福井市美術館等々における大規模な

作品展の他、全国各地の先進的なギャラリーで数々の意

欲的な個展活動を展開し、その都度類例のない世界を提

示して来たその独創性溢れるアートは、これからも現代

美術という範疇を軽やかに超えて、何かを求めるより多

くの人々に、豊かなメッセージを送り続ける事だろう。

 

「大事なことは、見えないところに潜んでいる。見える

ものは一つの結果に過ぎなくて、見ようとする意志が大

切なんだ。作品を見た人がそれぞれに、自分の中を探検

して何かを見つけられたら、そんな素敵なことはない」

 

【 KENJI  KOBAYASHI  OFFICIAL  SITE 】

 www.kenji-kobayashi.com